コードサイニング証明書の中間CA証明書移行に伴う再発行のお願い（2021年2月17日追記）

※2020年11月10日 17:00追記
2020年11月11日（水）に予定しておりましたコードサイニング証明書、およびEVコードサイニング証明書の新たな中間CA証明書への移行ですが、最終確認段階において問題が発見されたため、移行の延期を決定いたしました。延期後の日程に関しましては改めてご連絡いたします。

直前のご連絡となり、誠に恐れ入りますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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平素より、グローバルサインのサービスをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

この度、コードサイニング証明書において、新たな中間CA証明書へ移行いたしますことをお知らせいたします。対象サービスにおきましては下記変更実施以降、新たな中間CA証明書からの発行となります。それに伴い、旧中間CA証明書から発行されたコードサイニング証明書は再発行（無償）をしていただく必要がございます。

対象サービス・内容等の詳細は下記をご参照ください。

対象サービス

・コードサイニング証明書
・EVコードサイニング証明書

内容

現在の証明書階層

	ルート証明書	現在の中間CA証明書
コードサイニング証明書	GlobalSign Root CA - R3	GlobalSign CodeSigning CA - SHA256 - G3
EVコードサイニング証明書	GlobalSign Root CA - R3	GlobalSign Extended Validation CodeSigning CA - SHA256 - G3

新たな証明書階層

新たな証明書階層では、従来のルート証明書(GlobalSign Root CA - R3)へチェーンさせるために、クロス証明書(GlobalSign Code Signing Root R45)を使用した4階層となります。従来のルート証明書へチェーンさせることで、これまでの対応環境から変更なくご利用いただけます。

	ルート証明書	クロス証明書	新中間CA証明書
コードサイニング証明書	GlobalSign Root CA - R3	GlobalSign Code Signing Root R45	GlobalSign GCC R45 CodeSigning CA 2020
EVコードサイニング証明書	GlobalSign Root CA - R3	GlobalSign Code Signing Root R45	GlobalSign GCC R45 EV CodeSigning CA 2020

新たな中間CA証明書への切り替え日

2020年11月11日（水）

お客様へのお願い

コードサイニング証明書、および、EVコードサイニング証明書をご利用のお客様は、上記切り替え日以降に再発行（無償）をお願いいたします。
※再発行は2021年4月21日（水）までにご対応をお願いいたします。再発行することで、新中間CA証明書およびクロス証明書と共に新しい証明書がUSBトークンに格納されます。
※すでに署名済みのソフトウェアに対しては、再度署名を行う必要はございません。

再発行について

再発行の方法はこちら
※再発行することで、新中間CA証明書およびクロス証明書と共に新しい証明書がUSBトークンに格納されます。USBトークンを利用しない場合は、新中間CA証明書およびクロス証明書と共に新しい証明書が証明書ストアにインストールされます。

新たな中間CA証明書への移行の背景

弊社を含む認証局は、CAブラウザ・フォーラムが定めたBaseline Requirementsに従って認証局の運用を行っていますが、この度Baseline Requirementsの条項にセキュリティリスクが指摘されました。このセキュリティリスクを悪用すると、証明書の有効性確認に対する回答を改ざんすることが可能となり、本来失効されていた証明書が有効と偽証される懸念があります。このセキュリティリスクを取り除くためには、中間CA証明書を再構築する必要があり、今回、弊社ではリスクの重大性からこれらを実施する結論に至りました。尚、本セキュリティリスクの影響は、Baseline Requirementsを順守している国内外の主要な認証局でも同様に受けています。

お客様にはご面倒をおかけいたしますが、ご理解、ご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。