プレスリリース

セイコープレシジョンとGMOグローバルサイン 電子署名とタイムスタンプで協業

~世界各国の電子文書へ日本のタイムスタンプが原本性保証~
2009年04月23日 14:00 プレスリリース

セイコープレシジョン株式会社(代表取締役社長:中山 正之 以下、セイコープレシジョン)と、GMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン)は、タイムスタンプと電子署名に関する協業について基本合意いたしました。

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セイコープレシジョンは、GMOグローバルサイン向けに設計されたタイムスタンプサービスを供給いたします。これにより従来のタイムスタンプサービスでは難しかった大規模・大容量向けの電子署名ソリューションに応用が可能となり、よりスケーラブルなサービス設計ができるようになりました。GMOグローバルサインは適用第一弾として、「大規模サーバ向けPDF文書署名用証明書」(名称未定)のリリースを予定しております。

また、「信頼できるルート認証局(注1)」であるGlobalSignが「SEIKO Cyber Time(セイコーサイバータイム)時刻認証局」を認証することにより、「SEIKO Cyber Time時刻認証局」のタイムスタンプはワールドワイドで利用できるサービスとなりました。これまで日本国内で展開していたタイムスタンプ「SEIKO Cyber Time 時刻認証サービス」は、世界中で展開されるようになり、各国で電子文書の原本性保証を行います。

  • 注1 ルート認証局…他の認証局に対してデジタル証明書を発行し、認証局に対する信頼の拠り所となる。

今後両社はそれぞれ、セイコーホールディングス株式会社とGMOインターネットグループ各社のIR情報などの文書配信にAdobe CDS を順次適用し、上場企業としての内部統制とIT情報管理の一層の信頼性向上に努めるとともに、上場企業各社、政府機関へAdobe CDSの展開を推進します。

【GMOグローバルサインのPDF文書署名用証明書 for Adobe CDS】
従来のPDF向け電子署名ソリューションは、プラグイン等のソフトウェアの追加や、Adobe Readerの設定変更、または専用のPDF閲覧ソフトが必要と、受け取り手に対して何らかの手順を要求するため、特定の受信者に対する配信に限られていました。

「PDF文書署名用証明書 for Adobe CDS」は、Adobe Readerの設定変更や付加ソフトウェア無しでPDF向けに電子署名/検証を行う唯一のソリューションです。これにより、不特定多数の受け取り手に対して配信されるPDFの文書に発行元の認証を付与し、なりすましや改ざんなどに対する文書の真正性を証明することが可能になりました。また、セイコーの時刻認証局から提供されるタイムスタンプにより、任意のユーザーのローカルPCに設定された時刻ではなく、世界標準で設定された証明可能な時刻を署名に付与するので、「いつ」その文書が作成されたかを公に証明することも可能です。

  • GMOグローバルサインは、日本で唯一のAdobe CDSプロバイダです。
    http://www.adobe.com/jp/security/partners_cds.html(アドビ システムズ社ウェブサイト)
  • Adobe、Adobe Readerは、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。

【セイコープレシジョンのSEIKO Cyber Time時刻認証サービス】
e-文書法対応に必要な、(財)日本データ通信協会「タイムビジネス信頼・安心認定制度」時刻認証事業者認定のタイムスタンプサービス。電子データの存在日時と改ざんされていないことの証明を日本標準時と暗号技術によって実現しています。知的財産保護、医療情報電子化、メールセキュリティ等多様な業務で電子データの原本性の確保に利用されています。

【適用サービス】
・GMOグローバルサイン:PDF文書署名用証明書 for Adobe CDS向けタイムスタンプ
・GMOグローバルサイン:コードサイニング証明書向けタイムスタンプ
・セイコープレシジョン:e-文書法対応の認定(注2)タイムスタンプサービス

  • 注2 (財)日本データ通信協会「タイムビジネス信頼・安心制度」時刻認証業務認定

各サービスの料金を含む詳細な情報は各社ウェブサイトをご覧ください。
セイコープレシジョン  http://www.seiko-cybertime.jp/
GMOグローバルサイン http://jp.globalsign.com/service/

【セイコープレシジョン株式会社 会社概要】
 セイコープレシジョンは、創業1881年のセイコーホールディングス株式会社の事業会社として、二つの領域で事業を展開しています。電子デバイスの領域では、セイコーのオプトメカトロニクス技術を集約したデジタルカメラ用シャッタやその周辺部品を中心に、小型・薄型・省電力・高機能など、急速に変化する市場のニーズを先取りした商品を開発しています。ソリューションの領域では「トレーサブル・セキュア・ソリューション」をキャッチフレーズに、ソリューションプロバイダとして、トレーサビリティ、セキュリティが求められる全ての分野に、必要なソフトウェアおよびハードウエアを提供しています。SEIKO Cyber time 時刻認証サービスは時刻を基準にしたトレーサビリティとセキュリティを提供しています。
詳細は http://www.seiko-p.co.jp/ をご参照下さい。

【GMOグローバルサイン株式会社 会社概要】
 世に電子認証サービスが登場し始めた初期の段階より、ベルギーで10年以上にわたって電子認証サービスの提供を行ってきた認証局GlobalSignのHQです。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID(注3) (BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っております。2006年にGMOインターネットグループ傘下となり、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。
 

  • 注3 eID:ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。

【Webでの情報】
セイコーサイバータイム ウェブサイト http://www.seiko-cybertime.jp/
GMOグローバルサイン ウェブサイト https://jp.globalsign.com/

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【お客さまからのお問い合わせ先】
◆セイコープレシジョン株式会社 ソリューション営業部ソリューション営業2課 菊池(きくち)
 TEL:047-470-7914  E-mail:[email protected]
◆GMOグローバルサイン株式会社 広報担当 飯島
TEL:03-5728-1551 FAX:03-5728-1552  E-mail:[email protected]

【報道関係お問い合わせ先】
◆セイコープレシジョン株式会社 経営企画部経営企画課 広報担当 伊藤(いとう)
TEL:047-470-7028  E-mail:[email protected]
◆GMOインターネット株式会社 グループ広報部 細田・石井
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611  E-mail:[email protected]
 

【セイコープレシジョン株式会社 会社概要】

会社名 セイコープレシジョン株式会社
http://www.seiko-p.co.jp/
所在地 千葉県習志野市茜浜1丁目1番1号
代表取締役社長 中山 正之
事業内容 ■ネットワークシステム、情報機器、自動化設備、電子デバイス、 カメラ用シャッタおよび周辺商品などの開発・製造・販売
資本金 30億円


【GMOグローバルサイン株式会社 会社概要】

会社名 GMOグローバルサイン株式会社
https://jp.globalsign.com/
所在地 東京都渋谷区桜丘町20番1号 渋谷インフォスタワー
代表取締役社長 中條 一郎
事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
資本金 3億5,664万円

 

  • GMOグローバルサイン株式会社は、2008年12月16日をもって社名変更いたしました。(旧社名:グローバルサイン株式会社)


 

以上