GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社の連結会社で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン社)は、データセキュリティやプライバシー関連事業を行う非営利団体Online Trust Alliance (以下、OTA) より、信頼性の高いWebサイトを表彰する2014年の「オンライントラスト栄誉賞」を受賞いたしました。今回の受賞は、4年連続となります。
「オンライントラスト栄誉賞」受賞の背景
GMOグローバルサイン社は、日本国内のSSL サーバ証明書市場においてルート認証局のシェアNo.1を獲得しているほか、海外11ヶ国でサービスを展開しており、全世界で約2,000万枚の電子証明書発行実績を持つ電子証明書市場のリーディングカンパニーです。
この度の受賞は、全世界におけるサイバー犯罪の脅威からモバイルや相互接続環境を保護するセキュリティ技術に加え、“Internet of Things”(モノのインターネット、以下、IoT)※1の概念が広まるにつれ注目度を増しているアイデンティティ管理※2や、セキュリティへの取り組みなどを高く評価いただいた結果となります。
(※1)モノのインターネットとは、パソコンやサーバ、プリンタなどの情報通信機器だけでなく、様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットへの接続や相互通信を可能にすること。
(※2) アイデンティティ管理とは、ネットユーザーがサービスにログインする際のID/パスワードなど本人確認のこと。
「オンライントラスト栄誉賞」とは
「オンライントラスト栄誉賞」とは、オンラインの信頼度を監査する独立機関OTAより、ブランド保護やセキュリティ、プライバシー管理などの優れたWebサイトを運営する企業に授与される賞です。世界中のWebサイト約10,000サイトを分析して、ブランド保護やプライバシー保護、セキュリティなどを基準に点数化し、候補が選出されます。近年、オンライン情報に対する脅威の多様化に合わせ、選出基準は毎年厳格になっています。2014年は、モバイルデバイスを経由したWebサイトへのアクセスの激増を受けて評価方法が改正されたほか、SSLサーバ環境設定や暗号プロトコル、2048ビット証明書の要件、フィッシングや詐欺メールからの保護など新たな基準が加わりました。
3年以上連続で受賞した企業は約10%と審査基準が年々厳しくなる中、GMOグローバルサイン社は4年連続の受賞となりました。
2014年の「オンライントラスト栄誉賞」選出基準
(1) ブランド保護 | メール認証、ドメインセキュリティ、アンチフィッシング技術 |
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(2) プライバシー保護 | データ保持、利用者の匿名性、第三者データ共有、迷惑メール拒否メカニズム、 機密データのブロックシステム監視などを含むポリシーと実践 |
(3) セキュリティ | サイトとアプリの環境設定、SSLインフラストラクチャー(サーバ環境設定、暗号プロコトル、2048ビット証明書など)、サイトの脆弱性の有無、マルウェア監視、関連するセキュリティとデータの保護強化コントロール |
なお、OTAは、6月10日から6月13日にシカゴで行われたInternet Retailer Conference and Exhibition (IRCE) において、2014年の「オンライントラスト栄誉賞」を発表しました。受賞リスト一覧は、以下のURLをご覧ください。
Online Trust Audit and Honor Roll
OTA常務取締役兼社長 Craig Spiezle氏 コメント
『モバイルデバイスの使用が激増するにつれて、消費者は個人データをやり取りしているWebサイトを完全に信頼できるか否かを一層知る必要性があります。それこそがまさにオンライントラスト栄誉賞を設けた理由です。ブランド保護と消費者データ管理を全体的に見通すことにより、すべてのブランドとアプリ開発者に対して、データセキュリティとプライバシー管理に責任感を持ち、継続的に栄誉賞を受賞するGMOグローバルサイン社のような企業に倣っていくことを推奨します。このような協業により、オンラインの信頼性を高め、革新を促進し、かつ安全なインターネット体験を皆様に創出できるのです。』
GMOグローバルサインCMO(マーケティング最高責任者) Joan Lockhart氏 コメント
『GMOグローバルサイン社は、OTAのような組織に連続で4年間、セキュリティとデータプライバシーへのコミットメントに対するこのような賞をいただき大変光栄に思います。当社では毎週のように、サイバー犯罪の脅威に関する注意喚起や新しい情報を発信しているものの、激増するスマートデバイスとIoTにより、人、デバイス、システム、およびアプリケーション間に相互作用して、より多くの潜在的な脆弱性が生まれてきています。GMOグローバルサイン社は、高度なセキュリティおよびプライバシー意識に誇りをもって、市場に革新的なアイデンティティソリューションを提供します。そして、消費者の信頼を維持・保護するベストな模範を他社に提供していきます。』
Online Trust Alliance (OTA) とは
Online Trust Alliance (OTA) は、オンラインの信頼性を強化しユーザー権限を与えることをミッションに、インターネットの技術革新や活力促進を支援する慈善的非営利団体です。ユーザーのセキュリティやプライバシー、アイデンティティの保護を強化するためのツールを開発・改良することで、ビジネスはもちろん、ポリシー関連市場、ステークホルダーの啓発を促進しています。また、あらゆる企業・個人への協業パートナーシップ、他社比較レポート、有益な規制化とデータ管理をサポートしています。
「GlobalSign」とは
世に電子認証サービスが登場し始めた初期段階の1996年にベルギーでサービスの提供を開始し、ヨーロッパで初めてWebTrust※を取得した認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID※(BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っています。2006年にGMOインターネットグループにジョインし、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。現在では、50万枚以上のSSLサーバ証明書発行実績をはじめ、政府関連機関や大手企業へ多数の納入実績があります。また、『CABF(CA/Browser Forum)』、『Anti-Phishing Working Group』に参加し、電子証明書市場のリーディングカンパニーとして積極的な活動を行っています。 WebTrust:AICPA(米国公認会計士協会)とCICA(カナダ勅許会計士協会)によって共同開発され、インターネット事業者が国際的な電子商取引保証規準に基づいた電子商取引を行なっているかを審査する制度です。 eID:ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。
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【サービスに関するお問い合わせ先】
◆GMOグローバルサイン株式会社 マーケティング部 大澤
TEL:03-6809-0196 FAX:03-5728-1552 E-mail:[email protected]
【報道関係お問い合わせ先】
◆GMOクラウド株式会社 社長室 広報担当 遠藤・松下
TEL:03-6415-6100 FAX:03-6415-6101 E-mail:[email protected]
◆GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611 E-mail:[email protected]
【GMOグローバルサイン株式会社】(URL:https://jp.globalsign.com/) | |
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会社名 | GMOグローバルサイン株式会社 |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
代表者 | 代表取締役社長 中條 一郎 |
事業内容 | ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業 |
【GMOクラウド株式会社】(URL:http://www.gmocloud.com/) | |
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会社名 | GMOクラウド株式会社 (東証マザーズ 証券コード:3788) |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
代表者 | 代表取締役社長 青山 満 |
事業内容 | ■ホスティングサービス事業 ■セキュリティサービス事業 |
【GMOインターネット株式会社】(URL:http://www.gmo.jp/) | |
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会社名 | GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449) |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
代表者 | 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿 |
事業内容 | ■WEBインフラ・EC事業 ■インターネットメディア事業 ■インターネット証券事業 ■ソーシャル・スマートフォン関連事業 |