Atlas API、証明書テンプレートの仕様変更に関するお知らせ

平素より、グローバルサインのサービスをご愛顧くださり誠にありがとうございます。
このたび、すべてのお客様に安定したAPIの利用環境を提供することを目的に、証明書テンプレート^※1の更新を実施いたします。
※1）Atlasアーキテクチャでは、発行される証明書の種類は「証明書テンプレート」と呼ばれる設定によって決定されます。証明書テンプレートには、拡張キー使用法（EKU）、キー使用法（KU）、サブジェクトドメイン名（SubjectDN）フィールドなど、Atlas から発行される証明書の構成要素が定義されています。

変更実施日

2025年11月3日(月)　21:00開始予定 

対象

Atlas TLS REST APIをご利用のお客様
※本仕様変更は、AlphaSSLを含むAtlas TLSのDV・OV・EVすべてに適用されます。

内容

現在、証明書テンプレートではJSON証明書リクエストにおける署名ハッシュアルゴリズムがSHA-256固定となっており、任意に指定することはできません。
今回の仕様変更により、証明書テンプレートにおいてSHA-256またはSHA-384のいずれかを必ず指定いただく仕様に変更いたします。

つきましては、お手数ではございますが、お客様環境におけるJSON証明書リクエストの実装をご確認のうえ、次のように変更いただきますようお願いいたします。
なお、変更実施日以降も引き続き変更前の設定をされている場合は、JSON証明書リクエストがエラーとなり、証明書の発行ができませんのでご注意ください。

■2025年11月2日まで

{
 ...
 "signature": {
  "algorithm": "",
  "hash_algorithm": ""
 },
 ...
}

■2025年11月3日から

{
 ...
 "signature": {
  "algorithm": "",
  "hash_algorithm": "SHA-256"
  /* allowed hash_algorithms include SHA-256, SHA-384 */
 },
 ...
}