Mozilla Policy準拠・SSLサーバ証明書のルート/中間CA移行に関するお知らせ

平素は、グローバルサインをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

このたびグローバルサインでは、Mozilla社でのルート証明書に対する要件の見直しを受け、対象となる一部SSLサーバ証明書の発行を終了すると共に、ルート証明書および中間CA証明書を移行いたしますことを以下にお知らせいたします。

変更実施日

2024年1月29日(月)
※R1の移行日となります。
※R3、R5の移行日については追ってご案内いたします。

対象サービス

SSLサーバ証明書

変更内容

■一部SSLサーバ証明書の発行終了について

対象のルート証明書に紐づくSSLサーバ証明書の発行終了を、以下日程にて予定しております。

Globalsignルート	Mozillaから 信頼されなくなる日	対象証明書 発行終了予定日	対象サービス およびクロス証明書
GlobalSign Root R1	2025年4月15日	2024年3月14日	アルファSSL R1-R3クロスルート証明書
GlobalSign Root R3	2027年4月15日	2026年3月15日	クイック認証SSL 企業認証SSL EV SSL R3-R6クロスルート証明書
GlobalSign Root R5 (ECC)	2029年4月15日	2028年3月15日	企業認証SSL(ECC) EV SSL(ECC)

■ルート/中間CA証明書の移行について

R1からR6へのルートおよび中間CA証明書の移行の詳細です。

ルート証明書 : 変更実施日 2024年1月29日(月)

現在（R1）	移行後（R6）
GlobalSign Root CA シリアル番号：040000000001154b5ac394	GlobalSign シリアル番号：45e6bb038333c3856548e6ff4551

中間CA証明書 : 変更実施日 2024年1月29日(月)

現在（R1）	移行後（R6）
AlphaSSL CA - SHA256 - G4 シリアル番号：7d4d42a92b431d7e6453e7c19a8d5877	GlobalSign GCC R6 AlphaSSL CA 2023 シリアル番号：7f1f2c902e83d0e3b6fb3bee478b5e80

※既存の証明書のご利用には影響はなく、有効期限までご利用になれます。
※R6ルートにチェーンする中間CA証明書の詳細に関しましては後日お知らせいたします。
※サーバ間通信を行っている場合、移行後のルート証明書をサーバへ設定いただく必要があります。

お客様側でのご対応事項

移行後に対象となるSSLサーバ証明書を発行（再発行、更新含む）する際は、新しい中間CA証明書から発行されるため、発行時にSSLサーバ証明書とともに、お送りする新しい中間CA証明書をインストールくださいますようお願いいたします。

変更の背景

Mozilla社からの古いルート証明書の拡張キー使用法(プロパティ)内に格納された「サーバー認証」と「電子メールの保護」を削除する計画の発表を受け、弊社では、CA業界基準に基づき当変更を行うことを決定いたしました。

よくあるご質問

Q：中間CA証明書が変更になることで、証明書のインストール方法に変更はありますか？

A：インストールの方法に変更はございません。

Q：クライアントとしてMozillaを利用していない場合、継続して従来のルート証明書を利用することは可能でしょうか？

A：現時点では影響は受けませんが、Google社も当該変更に同意する意向を表明しているため、今後他のブラウザベンダも追従し、同様の変更が実施される可能性がございます。当該可能性を十分にご理解いただいた上で、R1ルート証明書をご利用くださいますようお願いいたします。

Q：現在サーバ間通信にSSLを使用していますが、ルート・中間CA証明書の変更により通信ができなくなることはありませんか？

A：サーバ間通信を行っている場合、アクセス元のサーバにルート証明書のインストールがされていないと、エラーとなることがございます。事前に接続元へ新しいルート証明書の配布を行い、インストールをしてください。