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この度、SSLサーバ証明書において新たなSANオプションを提供開始いたします。 これにより、UCCやワイルドカードをSANに追加することができるようになりますので、下記に詳細をご案内いたします。
対象サービス
企業認証SSL、EV SSL
変更実施日
2017年11月6日(月)
上記日付に対応を開始いたします。
内容
1.新しいSANオプション
以前より「マルチドメイン」というSANオプションをご提供しておりますが、今回新しく追加されるSANオプションは以下になります。
オプション名 | 詳細 |
---|---|
UCCオプション | SAN にwww、owa、mail、audodiscoverをホスト名として付与したFQDNの追加が可能です。Microsoft Exchange Serverでの利用が一般的ですが、その他のサーバでもSANの項目に追加して利用が可能です。UCCとはUnified Communication Certificateの略です。 |
ワイルドカードSANオプション | SANに「*(ワイルドカード)」を含むFQDNを追加することができます。追加するFQDNのドメインに対し審査が発生します。 ※企業認証SSLのみが対象です。 |
Subdomain SANオプション | コモンネームに含まれるドメインに対し、別のサブドメイン(UCC対象となるwww、owa、mail、audodiscover以外のサブドメイン)を指定することができます。 |
詳細は下記ページの「その他のSAN追加オプション」をご覧ください。
マルチドメイン
2.追加するドメイン(FQDN)を入力欄に入れると自動でSANオプションの種類を検出
GSパネルからマルチドメインを利用した証明書を発行する場合、またはすでにご利用中の証明書のSANにドメイン(FQDN)を追加する場合、従来はSANオプションをお客様側でご選択いただいておりましたが、今後は新しいSANオプション画面(下図参照)において、「使用する」を選択の上、入力欄に追加するドメイン(FQDN)を記載すると、入力欄の下に該当するSANオプションを検出し、金額が表示されます。
※開発中の環境のため、実際の画面とは異なる場合があることをご了承ください。
※APIを利用してSANオプションを追加する際の、APIリクエスト方法に変更はございません。
SANオプションとは
1枚の証明書で複数の別ドメイン(FQDN)でのSSL通信を実現するオプションです。
弊社ではSANオプションにおいて従来まで「マルチドメイン」というオプションのみ提供しておりました。通常はコモンネームにFQDN(URL)を設定しますが、SAN(Subject Alternative Name/サブジェクトの別名)と呼ばれるSSLサーバ証明書の拡張領域にFQDNを追加設定することで、サブドメインや別ドメインを1枚の証明書にまとめることができ、管理コストやライセンスコストを抑えるだけでなく、枯渇が進むIPアドレスを節約することができます。
証明書ご購入時に限らずいつでもお申し込みが可能で、有効期間の途中でドメイン変更が発生した場合や、証明書更新のタイミングでのお申し込みも可能です。
ご利用のお客様におかれましては、ご理解ご協力のほどを宜しくお願い申し上げます。
お問い合わせ
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